教育の本質を問うことは、私たち一人ひとりが人間らしく生きるために、人間について考え、また人間にとって望ましい社会のあり方について考えることです。
専門職である教職は、このような教育に関する専門的知識と授業や生活指導などの特別の技能がもとめられる公共的な仕事です。教職をになう教員にもとめられるこうした主体的力量は、きびしい不断の研究と教育実践の積み重ねをとおして獲得・維持され、向上させ得るものです。
本学の教職教室では、教員免許状授与の開放制原則のもとに、こうした専門職としての社会的役割と責務をになう教職を志望する学生(学習者)に、免許取得のための学びと学びあいの機会を保障し、一人でも多くの学生が免許を取得することができよう積極的に支援するとともに、そのための学習コースとなる教職課程の整備・充実に努めています。現在本学では、高校の工業・情報・理科・美術・工芸と中学校の技術・美術の免許を取得することができます。

科目一覧

 ◆ 1年次
  • 教職総論
  • 教育基礎論
  • 特別活動
  • 道徳教育
  • 総合的な学習の時間の指導法
 ◆ 2年次
  • 認知と人格の発達
  • 教育課程論
  • 教育相談
  • 特別支援教育総論
  • 教育の制度
 ◆ 3年次
  • 生徒指導・進路指導
  • 技術科指導法I
  • 教育実践論
  • 木材加工
  • 教育工学
  • 栽培
  • 情報科指導法
  • 理科指導法I
  • 理科指導法II
  • 工芸科指導法
  • 美術科指導法 I
  • 工業科指導法
 ◆ 4年次
  • 職業指導
  • 技術科指導法II
  • 技術科指導法III
  • 美術科指導法 II
  • 美術科指導法 III
  • 教育実習I
  • 教育実習II
  • 事前・事後指導
  • 教職実践演習

担当教員 (50音順)