現在の生活は様々な物質に取り囲まれて成り立っています。燃料に関連したエネルギー分野、金属や化学製品の高機能化を追求する機能材料関連分野、食品・醸造にも関連するバイオテクノロジー分野など、化学の対象は多岐にわたります。これらを理解し、さらに新しい物質を創出していくには、化学の知識を修得し、物質の構造と変化を原子・分子レベルで追求しなければなりません。また、身の回りの製品がどのような化学反応で製造され、使用後に再利用できる可能性があるのかを理解することは、これからの社会で健康で安全な生活を送るために必要とされています。

工学基礎科目としての「基礎化学」を通じて物質の成り立ちから無機・有機物質の化学反応に関する基礎知識を、「環境とエネルギー」ではエネルギー化学を含めた環境の考え方を学びます。また、「化学実験」では化学現象に親しむとともに、専門課程でも必要とされる基礎的な実験の手順や機器の操作法を学びます。

科目一覧

  • 基礎化学I,II
  • 環境とエネルギー
  • 化学実験

担当教職員